第10教室:さすらいの青春(フランス語学習日記)

『さすらいの青春』を読みながらフランス語の学習をしましょう.ぜひご一緒に!

語学学習日記(フランス語学習) さすらいの青春(226)

さすらいの青春 (226)

𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼
  
 
—————————【226】—————————————

   « Jamais  nous  n'arriverons  à  Vierzon  pour  le
train »,  dit-il  à  mi-voix. 
  Et il n'osait pas s'avouer sa pensée la plus inquiétante,
à  savoir  que peut-être  il s'était trompé  de chemin et
qu'il  n'était  plus  là  route  de  Vierzon.


——————————(訳)———————————————

 「ヴィエルゾンには汽車に絶対間に合わないぞ」
モーヌは小声で呟いた.
 そして彼は敢えて最も心配な考えを自分自身に告白
させようとはしなかった.つまり、彼はたぶん道を間
違えて最早ヴィエルゾンへ行く道には来ていないのだ
ということを敢えて知ろうとはしなかったのだ.
 .


..—————————⦅語句》——————————————
              
à mi-voix:(副詞句) 小声で   
avouer:(他) (罪などを) 自白する、白状する
s'avouer:(代動) 自分が~であることを認める
  Il s'est avoué vaincu. / 彼は自分が敗れたことを
            認めた.      
inquiétant(e):(形) 心配な、不安にさせる