第10教室:さすらいの青春(フランス語学習日記)

『さすらいの青春』を読みながらフランス語の学習をしましょう.ぜひご一緒に!

語学学習日記(フランス語学習) さすらいの青春(203)


𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼
  
さすらいの青春(203)

 
—————————【203】————————————————

La promesse  qu'il m'avait  faite  de  m'emmener  avec lui, 
sans  me dire  comme  tout le monde,  « que je ne pourrais 
pas marcher »,  m'avait  lié  à lui  pour toujours.  Et  je ne
cessais  de  penser  à  son  mystérieux  voyage.  Je m'étais
persuadé  qu'il  avait  dû  rencontrer  une  june  fille.           


——————————(訳)—————————————————

他の人たちのようには「私は歩けないだろう」などと言
うようなことなく、行くときには一緒に連れて行くよと
約束してくれたことがいつも私をしてモーヌに絆で結ば
れていたのです.そして私は彼の奇妙な旅ことを考えず
にはいられませんでした.私はモーヌが女の子のことを
話してくれるはずだと思っていたのです.

 


..—————————⦅語句》—————————————————
      
promesse:(f) 約束; faire une promesse / 約束をする     
lié:絆
dû:(過去分詞) <devoir (助動詞) ~するに違いない、
  きっと~だろう、~するはずだ.


————————— ≪感想≫ ———————————————

ポンポンと話の筋を飛ばして、行間は読者が考えて読め、と
言わんばかりに、話を展開しているので、訳すのもどう訳す
か迷ってしまいます.文解釈の学習に沿って訳しましたが、
行間を読めば下記のように訳したいところです:
 「モーヌはきっとあの奇妙な旅で女の子と出会ったんだ.
そのこのことを、きっとそのうち話てくれると思っていまし
た」.  学校の試験で文に書かれていないこんな話をくっつけ
ると不合格答案になりますので、ご注意のほどを!