第10教室:さすらいの青春(フランス語学習日記)

『さすらいの青春』を読みながらフランス語の学習をしましょう.ぜひご一緒に!

語学学習日記(フランス語学習) さすらいの青春(57)

さすらいの青春(57)


————————————【57】————————————————
    
 Aussi ne me laissait-on guère sortir. Et je me
rappelle que Millie, qui était très fière de mol, me
ramena plus d' une fois à la maison, avec force
taloches; pour m'avoir ainsi rencontré, sautant à
cloche-pied, avec les garnements du village.


————————————(訳)—————————————————

それだから、私はめったに、外に出してはもらえなかった。そして
私はミリー、この人には私が自慢の種だったのですが、彼女が
1度ならず、私にビンタを打って、力づくで家に連れ帰ったのを
覚えています; このように、けんけんを引いている私が
町のちびっこどもに出会ったことが、誇り高いミリーには
許されなかったのです。


———————————〘語句〙————————————————
             
aussi (接続詞):文頭に来る aussi はこの接続詞になることが多いようです。
   (※ この aussi の後では、しばしば倒置されます。本文も laissait-on)
    それゆえ、だから
me rappelle (発音ム ラペル)(1単現)<se rappeler (発音ス ラペル)
    ~を覚えている、思い出す
  se rappeler + 名詞 Je me rappelle bien cet événement.
私はその出来事をよく覚えている
  (名詞の前に de をつけるのは誤用)

  但し目的語が人称代名詞のときは de が」必要です。
           Vous vous rappelez de moi ?
あなたは私んことを覚えていますか? 
  不定詞が来るときは de を介在させます。(させなくてもよい)
   (de あり)     Rappelez-toi de me tétéphoner dès que tu sera arrivé.    
着いたらすぐに忘れずに電話しなさいよ。
(de なし)    Je ne me rappelle pas l'avoir rencontré.
私は彼に会ったことを思い出せない。
  というか、不定詞が複合形の場合は de をつけないのが普通です。
se rappeler + que + 直説法 Je me rappelle que c 'est lui qui a dit cela.
そう言ったのは彼であることを私は思い出す。
taloches < taloche (f) (特に子供の顔を)平手で打つ、パシンとたたく
rencontré 出会う
garnements (pl) < garnement (m) いたずらっ子、腕白小僧
sautant(現在分詞)<sauter (自) 跳ぶ 
cloche-pied (à) 片足で、けんけんで
    sauter à cloche-pied 片足で跳ぶ、けんけんで跳ぶ


   ※ このセクションで使った辞書:
「クラウン仏和4版」「ロワイヤル仏和中2版」
     (それと私自身の首っ引きも少々あります)