第10教室:さすらいの青春(フランス語学習日記)

『さすらいの青春』を読みながらフランス語の学習をしましょう.ぜひご一緒に!

語学学習日記(フランス語学習) さすらいの青春(244)

 
さすらいの青春(244)

 
————————【244】———————————————

 Il lui fallut bien,  tout de même,  traverser trois
prés,  sauter un traître petit ruisseau,  où il faillit
plonger les deux pieds à la fois...

—————————(訳)————————————————

 それでもモーヌがそこへ行くには、まだ3つの
牧場を通り過ぎ、そして小さくても意外に危険な
小川を飛び越えなくてはならなかった.モーヌは
あわや、すんでのところで両脚を同時に、小川の
中に突っ込んでしまうところだった.

 

.————————⦅語句》————————————————
              
tout de même:にもかかわらず、それでも     
traître(sse):(形) ①裏切りの
   ❷見かけによらず危険な、人をだます
      chien traître  
   おとなしそうにみえて人に噛みつく犬
      un traître petit ruisseau
      簡単に渡れそうだが実は意外と幅の広い小川   
faillit:[ファィイール](単純過去3単) <faillir (自)
   [faillir + 不定詞] 危うく~しそうになる
   もう少しで~するところだ
   Il a failli se faire écraser par une voiture.
      彼は危うく車にひかれるところだった. 
plonger:(他) ①(液体に) つける、沈める (dans に)
   ❷ 突っ込む