第10教室:さすらいの青春(フランス語学習日記)

『さすらいの青春』を読みながらフランス語の学習をしましょう.ぜひご一緒に!

語学学習日記(フランス語学習) さすらいの青春(36)

さすらいの青春(36)


———————————【36】——————————————————

Ils étaient venus tous les deux, en voiture, de La Ferté -d'Angillon,
à quatorze kilomètres de Sainte-Agathe. Veuve — et fort riche,
à ce qu'elle nous fit comprendre — elle avait perdu le cadet de ses
deux enfants, Antoine, qui était mort un soir au retour de l'ecole,
pour s'être baigné avec son frère dans un étang malsain.

 

 

———————————(訳)—————————————————

彼らは、サントアガットから14キロ離れたフェリテ=ダンジヨン
から、ふたりで車に乗って来ていました。この女性が私たちに話で
理解させてくれたところによると、女性は未亡人だが、かなり
裕福な暮らし向きだ。
2人の子のうち、末っ子、アントニーを亡くしたという。
アントニーは学校帰りのある夕べに亡くなった。
兄と一緒に、不衛生な池で水浴びしていたのが死因だったらしい。


———————————《語彙》——————————————————

Ferté -d'Angillon フェリテ=ダンジヨンという地名、実在するのか
     どうかネット検索したがイタリアのレストランがヒット
     しただけ。辞書にもない地名。もしかしたら読みは
     フェリテ=ダンジロンかもしれません。
veuve(女性形)寡婦 <veuf (男性形) やもめ、 
配偶者を亡くした
au retour de から帰ると au retour de l'ecole 学校から帰ると
baigné <baigner 水浴させる、入浴させる
malsain (形) 体に悪い、健康に悪い、不健康な