第10教室:さすらいの青春(フランス語学習日記)

『さすらいの青春』を読みながらフランス語の学習をしましょう.ぜひご一緒に!

語学学習日記(フランス語学習) さすらいの青春(182)


𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼
  
さすらいの青春(182)

 
—————————【182】———————————————

   C'était  un  vêtement   d'une  fantaisie  charmante,
comme   devaient   en  porter  les  jeunes  gens  qui
dansaient  avec  nos  grand'mères,  dans  les  bals  de
mil  huit  cent  trente.

 
——————————(訳)————————————————

  それは風変わりながら魅力のある服で、おそらく1830年
の舞踏会で祖母と一緒に踊っていた若者たちが着ていたよう
な服に違いなかった.
 

..—————————⦅語句》————————————————
                                   
fantaisie:[ファンテジー](f) ❶気まぐれ、❷風変わり、❸空想力
    ❹独創性、奇抜さ        
charmant(e):(形) 魅惑的な、魅力的な、感じのいい    
comme:(接)【例示】たとえば~のような 
devaient:(半過去3複) <devoir (他)(助動詞用法)
   devoir + 不定詞:❶~しなければならない
      ❷~にちがいない、~のはずだ、きっと~だろう
   ❸~するべき運命にある、必ず~する  
trente:(数形) 30の   
mil huit cent trente:(数、年号) 1830年   
    les bals de mil huit cent trente 1830年代の舞踏会
  1830年の舞踏会ではないかと思い、他の訳本を
  見たが、全て1830年代の舞踏会と「代」がついていた.
  年号をde で前方の名詞に結合した場合「代」がつくのか
  について、手元の文法書を調べたが言及されている本は
  ありませんでした.ただしen を使うと正確にその年にな
  るようです.les bals en mil huit cent trente 1830年にあっ
  たいくつかの舞踏会
  ただし、これも私の思い過ごしかもしれません.わずか
  1~2冊の本を見ただけで判断するには気が引けます.
  「代」がつくか、つかないかの問題は「保留」でお願い
  します.分かり次第、書き込みに戻ってきますので.
porter:(他) 身につけている、着ている
en:このenはun de vêtements を指す.
   先に出た名詞の数を特定する(この場合1つ)