第10教室:さすらいの青春(フランス語学習日記)

『さすらいの青春』を読みながらフランス語の学習をしましょう.ぜひご一緒に!

語学学習日記(フランス語学習) さすらいの青春(171)

さすらいの青春(171)

 

 
—————————【171】———————————————

   D'une  poussée violente,  Meaulnes  le  jeta,  titu-
bant, les bras  ouverts,  au milieu de  la classe; puis,
saisissant   d'une  main  Delouche  par  le  cou,  de
l'autre  ouvrant  la  porte,  il tenta de  le jeter dehors.

——————————(訳)————————————————

 モーヌはその彼、マルタン少年を荒々しく押して、
よろめかせ、教室の真ん中に、大の字に投げ飛ばして
しまった.そうして今度は片手でドルーシュの首根っ
こを掴んで、もう一方の手でドアを開け、ドルーシュ
を外に放り出そうとした.
 


..—————————⦅語句》————————————————
                   
poussée:(f) 押す力、圧力;
  Elle est tombée sous la poussée de la foule.
    群衆に押されて彼女は転んだ.
violent(e):(形) ①乱暴な、粗暴な
    ②激しい、荒々しい、強烈な   
jeta:(単純過去3単) <jeter (他) 投げる
  単純過去の語尾は大丈夫でしょうか?
  jeter のようにer 動詞では
  エ、ア、ア、アーム、アット、エール
  この型に語幹jet を流し込んで
  ジュテ、ジュタ、ジュタ、
  ジュターム、ジュタット、ジュテール
  jetai, jetas, jeta, jetâmes, jetâtes, jetèrent
titubant:(形、ここでは現在分詞)
   よろめいて、千鳥足で
      <  tituber (自) よろめく、千鳥足で歩く
cou:(m) 首、頸;ここでは襟首(を掴んで)、あるいは
   相手を制するために「首周辺」(を制して)